印刷用語
当サイトで使用されています、印刷の用語の説明させていただきます。
印刷
■溶剤
他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称であり、 様々な場所で塗装、洗浄、印刷等の作業に幅広く使用されています。
■高濃度印刷
電飾用の印刷をする際、通常のシート・フィルムの裏から光を当てると、印字面が透過してしまうため、透過を想定して色味を通常よりも濃くして印刷する事です。
■レーザー印刷
レーザー光を利用して感光体にトナー(黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷を行います。ドラムと呼ばれる感光体にレーザーを照射、トナーを付着させ、これを熱してトナーを溶かし、紙に押し付けて印刷をします。
素材
■ターポリン
ポリエステル繊維の織物を、軟質な合成樹脂フィルムでサンドしたビニール系素材です。主に日除けテントやイベントの仮設テント・工事現場の養生シート等に使われています。 布に比べて「丈夫」「汚れにくい」「長持ち」と長期間屋外に掲示する横断幕や看板用途の懸垂幕には最適なな素材です。
「T類」「U類」「メッシュ」など、強度や特性に合わせた様々な種類も豊富です。
■塩ビ
ポリ塩化ビニルの略語で。合成樹脂の1つで塩化ビニルを重合したものです。俗に塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと呼ばれています。裏には粘着性のある糊が付いており、屋外に掲示されている看板等には、主に塩ビが使用されています。
■合成紙
合成樹脂を主原料として製造された紙の事です。強度も強く水も浸み込まず、また表面がマット調(艶消し)の為、高級感があります。屋外ポスターとして掲示するのに最適です。
■耐水紙
水をはじく、水が浸み込みにくい、水に濡れても強度劣化が少ない紙の総称です。 コストも安く、短期で使用するイベントの看板、幕、ポスターなどに最適です。
■電飾用
光を通すメディアのことで【乳半(乳半色のシート)】【透明】の2タイプがあります。
内側から光をあてて利用する電飾看板に最適です。
■強粘着糊
接着や粘着しづらい凹凸面への接着といった、高い粘着力が必要な用途に向いています。強粘着の粘着剤を使用し、屋外向けからさまざまな環境下で強い粘着力を発揮します。
■マトリクス糊
裏面の糊が格子状になっており、貼り付けする時にその溝からエアーが外に逃がしやすい構造をした糊の事です。通常のフイルムシートと比べて高額である事と、色付きシートの色のバリエイションが豊富ではないというデメリットもあります。
カーラッピング(デコレーションバス服務)などでは、幅広く使用されております。
■ラミネート加工
メディアの表面に透明のUV(紫外線)をカットできるフィルムを貼ること。PP、ラミ加工、パウチ加工ともいう。
印刷物を保護し、色落ち・摩耗の防止、美観を良くしたり、高級感を増すことができます。一般的に目にするのは、飲食店などにあるメニュー表や、病院などの診察券などはパウチ加工がよく使用されています。
■グロス
艶あり(光沢)の事です。
■マット
艶無しの事です。
仕様・縫製
■ヒートカット
のぼり旗など、布地を熱で繊維を溶かしながら切る方法です。 熱で溶かしながら切っていくため、切った部分は一度溶けて固まっていますのでほつれにくくなります。 ポリエステルの生地に用いられる裁断方法です。
■ハトメ
紐を通す穴に取り付ける環状の金具の事です。横断幕などによく使用され、ハトメの下に破れにくくするため、ラバーの補強を付けます。
■三巻縫製
のぼり旗など、布地の周囲を三巻に織り込みほつれにくくする縫製の方法です。のぼりの場合、チチの付いていない外側・下を縫製する場合は「L字縫製」、他にも「上下2辺縫製」「周囲4辺縫製」などあります。